よくある疾患

中耳炎

中耳に炎症が生じる状態を中耳炎と言います。風邪によってウイルスや細菌がのどや鼻から中耳に侵入して炎症を起こすのが原因です。大人は自覚症状を感じやすいですが、小さいお子さんは違和感や不快感を上手に言葉で伝えられないので、注意して見てあげる必要があります。特にお子さんの発症が多く見られるため、耳が痛そうだったり、頻繁に耳に触れるようなしぐさがある場合は、一度耳鼻咽喉科を受診されることをお勧めします。
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難聴

難聴は聞こえが低下している状態を言います。耳の聞こえは外耳から入った音が中耳・内耳と伝えられることで、脳に伝わって音として認識することを指します。しかしこれらの経路や各部位に何らかの異常が起きることで、難聴(聴覚障害)が生じてしまいます。原因は先天的なものと後天的なものがあり、脳腫瘍の影響や薬物による影響がある場合もあります。難聴の度合も様々で、重度の場合では全く音が聞こえない状態になることがあります。
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耳鳴り

耳鳴りは病気ではなく、生理的な身体感覚のひとつです。何らかの疾患の症状として現れることがありますが、ほとんどの耳鳴りは心配はありません。ただし自己診断することは危険です。聴力検査で難聴の有無などを診断することが重要です。耳鳴りが気になる方は、まずはご相談ください。耳鼻科への受診の目安は、「1日以上続いて改善の無い耳鳴りがある場合」となります。
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副鼻腔炎

副鼻腔炎とは一般的に「ちくのう症」と呼ばれている病気です。鼻の周りの副鼻腔の粘膜に炎症を起こしてしまう病気です。
副鼻腔と言うとあまりピンとこない方も多いかと思いますが、鼻の周りにある4つの空洞をいいます。
眉毛のあたりにある「前頭洞」、目の間の「篩骨洞」、ほっぺたの「上顎洞」、鼻の奥、脳の手前の「蝶形骨洞」があります。
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アレルギー性鼻炎・花粉症

風邪を引いていないのに、鼻水やくしゃみ・鼻づまりなどの症状が見られたら、アレルギー性鼻炎が疑われます。アレルギー反応とは、花粉やほこりやダニなどのハウスダスト、フケ・カビなどに過敏に反応を起こすことを言います。アレルギー性鼻炎には、季節性のものと通年性のものがあります。中でも、花粉症はスギ花粉によるものが非常に多いですが、スギ花粉以外でも症状が現れることがあります。都内のスギ花粉症の有病率は半分弱と言われています。
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慢性上咽頭炎 コロナ罹患後症状 コロナ後遺症

Bスポット療法は、後鼻漏・頭痛を伴う肩こり・喉からくる風邪などの症状に非常に有効です。薬剤を染み込ませた綿棒を、上咽頭に塗布します。上咽頭とは、口蓋垂(のどちんこ)の後上にあります。子どもの時期にアデノイドがある部位で、ほこりや細菌・ウイルスが溜まりやすく、炎症を起こしやすいとされています。
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嗅覚障害

嗅覚障害とは、においが感じられない、またはにおいがどんなにおいなのか正しく判断できなくなった状態です。周囲が強いにおいに気付いているのに、自分だけにおいが感じないなどで気付くことがあります。嗅覚障害になると、ガス漏れに気付かないなどから、日常生活においても危険な状況が伴うため注意が必要です。
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扁桃炎

のどの奥にあるリンパ組織を扁桃と言います。扁桃が炎症を起こした状態が扁桃炎です。炎症が起きると高熱をはじめ、扁桃に白いポツポツとした膿や白い膜が全体を覆うなどの症状が現れます。さらに炎症が広がると扁桃周囲腫瘍となり、膿が溜まって切開して排膿しなければならなくなります。この場合口を開けられなく呼吸が苦しくなり、入院治療が必要となってしまいます。他にも耳管扁桃・舌根扁桃・アデノイドなどの扁桃組織が、のどの入口を囲むようにしてあります。これらの扁桃も炎症を起こします。
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音声障害

声を発生成する声帯の異常によって、声の質が変わる・悪くなるなどで声が出しづらくなる状態を音声障害と言います。声の音質異常を一般的に声枯れと言いますが、正式には嗄声(させい)と言います。声を出す機能である声帯は、喉頭中央部分にひだ状で存在します。声帯が炎症するなどの異常によって、声枯れが生じます。
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いびき・睡眠時無呼吸症候群

睡眠時に呼吸が止まり、血中酸素濃度が下がってしまうため心臓や脳に大きな負担がかかります。慢性的な睡眠不足となり、昼間の眠気や頭痛などを引き起こすため、交通事故などを招く恐れがあります。また、夜間の頻尿や高血圧・狭心症などの原因になるとされています。
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めまい

目が回る・目がクラクラする状態、運動をしたときの不安定な感じ、意識が遠のくような感じなど、様々な感覚を引き起こす状態をめまいと呼びます。身体の平衡感覚や位置を認識する半規管や耳石器などに異常が起こることでめまいの症状が現れることが多いですが、原因は多岐にわたります。
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